大正9年創業のはんこ屋入江明正堂。朱肉とスタンプ台の違いについて解説します
人気記事
請求書や領収書には印鑑が必要?
婚姻届に使う印鑑は何でもいい?
長く使うために。印鑑の掃除・手入れの方法
お悩みの方必見。印鑑の材質の選び方
ご存じでしたか?印鑑ケースの朱肉は交換できます
横書きの印鑑の製作は可能?
印鑑の作成に掛かる時間
カテゴリ
印鑑
シヤチハタ
各種手続
豆知識
コラム
トップ
>
コラム
> 朱肉とスタンプの違いをご存知ですか?
朱肉とスタンプの違いをご存知ですか?
Tweet
カテゴリ[
豆知識
,
シヤチハタ
,
印鑑
]
印鑑・ゴム印の寿命を縮めていませんか?
株式会社入江明正堂です。印鑑は朱肉、ゴム印はスタンプ台を使用することは一般的ですが、無くなったからといって代用していませんか?きちんと使い分けないと印鑑・ゴム印の寿命を大幅に縮めてしまいます。またゴム印の場合はスタンプ台を使用していても、不適切なものを使うと傷んでしまうので、これまであまり気にせず朱肉・スタンプ台を使用していた方は、これを機に使い方を見直し、ハンコを長持ちさせましょう。
朱肉とスタンプ台の違い
朱肉とスタンプ台の違いは、印面に付く朱の色のノリが挙げられます。印面に朱肉をつける際は、軽くポンポンと叩くように押します。詳しくは
もう失敗しない。印鑑のきれいな押し方
をご覧ください。その際、スタンプ台では印面に綺麗に朱の色が付かないことが、大きな違いです。実際に目で見ると一目瞭然なので、画像で解説します。
左がスタンプ台、右が朱肉になります。まず印面を見ると、朱肉はしっかり朱の色が付いていますが、スタンプ台はあまり付いていません。当然、印影にかすれが生じます。印影がかすれていると役所や銀行での手続き、契約書の取り交わしの際に相手が受け付けない場合が多々ありますので、朱肉の使用を強く推奨します。
ゴム印を傷めるスタンプ台とは
ゴム印には、油に弱いという特徴があります。赤ゴムや白ゴムを頻繁に使う方は油性インク、朱肉での押印は控えましょう。長期間の使用で徐々にゴムの部分が溶けてしまいます。油性インクのスタンプ台や朱肉を使用したい場合は、黒ゴムという耐油性のあるゴム印を使って下さい。用途に応じて使い分けないとゴム印面の劣化が進みますので、どんなスタンプ台を使っているか分からない方は、これを機に一度確認してみることをお勧めします。
印鑑・ゴム印に優しい使い方を
朱肉とスタンプ台は全く違うものなので、しっかり使い分けましょう。またスタンプ台もその種類は様々。使用するゴム印、捺印する素材、乾燥する時間など、用途に応じたスタンプ台が販売されています。選び方が分からない方は最寄のハンコ屋で各商品の違いを聞いた上で、最適なスタンプ台を選びましょう。
その他のコラム
この記事を読んだ方はこちらの記事も読んでいます。
長く使うために。印鑑の掃除・手入れの方法
カテゴリ[
豆知識
,
印鑑
]
ハンコの手入れを行っていますか?掃除・保管方法を見直しましょう
今さら聞けない。シャチハタと印鑑の違い
カテゴリ[
豆知識
,
シヤチハタ
]
普段の生活に、事務作業に重宝するシャチハタ製品を簡単に説明します
シャチハタの書体の選び方
カテゴリ[
シヤチハタ
]
シャチハタ製品には9種類の書体があります。用途別に解説