株式会社入江明正堂(いりえめいしょうどう)は、大正9年に広島県広島市中区の流川地区で創業しました。印章や落款の制作からゴム印・表札まで、広島県内外を問わず皆様にお届けし、創業から100年を過ぎた年現在も、個人のお客様はもちろん、広島県内の様々な企業様からご依頼を頂いております。
当店の歴史の中で最も輝かしい功績の一つに、昭和49年に宮内庁からご依頼を賜りました、印章(御陵印)制作の仕事がございます。大きな誇りを胸に、入江明正堂の職人は今後も更なる技術の向上を目指します。
現在当店は、印章の制作や書・絵画に使用する落款印の制作のほか、シャチハタ印の自社製造や、名刺・年賀状などの印刷、ゴム印・表札の制作も行っておりますので、ご要望ございましたらぜひお気軽にご来店下さい。
当店の職人を紹介する前にまずは、入江明正堂の文字のいわば源流となる人物、篆刻家・松丸東魚(とうぎょ)先生と弊社会長・入江水聲(すいせい)について紹介します。
近代篆刻史を代表する人物、松丸東魚先生。日展評議員や毎日書道展諮問委員を務め、また2009年には六本木の国立新美術館にて特別展示「篆刻家松丸東魚の全貌」が催されました、まさに日本を代表する篆刻家です。
その松丸東魚に師事した人物こそ、入江明正堂の二代目会長入江水聲です。東魚先生のもと篆刻修行に励んだ水聲は、13回にわたる日展入選、また毎日書道展では「会員賞」の受賞を果たします。その後、全日本篆刻連盟理事や毎日書道展参与を歴任。高齢のため現役を退いたのちも、師である東魚先生から継承しました近代篆刻の文字を次世代の篆刻家・印章技能士に伝えて参りました。
そして現在。皆様の印章を手掛ける職人は、山本佳明。佳明は水聲のもと修業を積んだ、彫刻暦30年以上の経験を持つ一級印章彫刻技能士です。個人のお客様はもちろん、広島県内様々な大手企業様の印章を手掛ける一方で、九印連技術競技会で銀賞を獲得するなど、篆刻家としてもその才能を開花させている、広島を代表する職人です。号は佳水(けいすい)。水聲の「水」の字を受け継いでおります。
※一級印章彫刻技能士とは、印章彫刻技術の国家試験に合格した技能士に与えられる、厚生労働大臣認定の国家資格です。
入江明正堂の文字は近代篆刻の歴史そのもの。東魚先生より継承して参りました知識や技術を次世代に伝え、その極上の美しさを守り続けることこそ、私たちの使命と考えます。人生の節目に使用する印鑑だからこそ、確かなものを選びたい。そんなお客様へ、私共入江明正堂の長年培った技術が、皆様に確かな品質をお約束致します。
私達入江明正堂は、レーザー加工機を導入し、シャチハタ印を自社内で製造するシヤチハタ・レーザ・パートナー・クラブ(LPC)加盟店です。
【LPC加盟店の特徴】
①別注品のシャチハタ印でも、注文から最短3営業日後に発送出来ます。
②定番のXスタンパーからネームペン、データーネーム(日付印)などの商品が、希望小売価格の2割引でお買い求め頂けます。
③プチネームディズニーシリーズやネーム9限定カラーなど、LPC限定商品を取り扱っています。
印鑑やゴム印、シャチハタ以外に、名刺・封筒・挨拶状・はがきなどの各種印刷も承ります。はんこと同様に、広島県内の様々な企業様からご利用頂いておりますので、ご要望ございましたらお気軽にお申し付けください。
価格や納期、用紙などの詳細は下記各ページにてご確認頂けます。