大正9年創業のはんこ屋入江明正堂。実印を紛失したとき行うべきことを解説します

実印の紛失に気付いたら 株式会社入江明正堂です。普段あまり使わない物なので紛失される方も多い実印。どこに置いたかわからないとお困りの方がご来店されることも多々あります。今回は実印の紛失に気付いたらまず行うべきことを解説します。
実印の紛失に気付いたら、焦りは禁物。まずは落ち着くことです。実印は不動産取引や自動車の売買、ローン契約などで使われるものですが、一般的にそのような場合、印鑑証明書と本人確認証明が出来る書類をセットで提示しなければ効力を持ちません。実印のみ紛失しても簡単に悪用は出来ませんので、落ち着いて対処しましょう。とはいえ出来るだけ早く新しい実印での登録を行うことが大切です。 印鑑登録廃止の手続 まずは印鑑登録を行っている役所へ行き、印鑑登録の廃止手続を行いましょう。この手続により、紛失したはんこは実印としての効力を失います。もちろんその実印を以前使用して結んだ契約自体が無効になることはありません。印鑑登録廃止の手続を済ませたら、次は印鑑登録申請です。 印鑑登録の申請 これはつまり、新しい実印で再度登録するということです。はんこ屋に行き新たに実印を作成し、その後登録申請を行いましょう。下記が実印の商品ページになりますので、宜しければご覧ください。

• 個人用実印
• 法人用実印

印鑑登録の変更を済ませたら 印鑑登録の変更を無事済ませたら、念のため警察に紛失届・盗難届を提出しましょう。手続を済ませても予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性もございます。面倒でも必ず届け出ましょう。 備考 同じ印影の実印を作成して済ませようとお考えの方が稀にいらっしゃいますが、当店はもちろん、良識ある印章店なら印鑑の偽造に当たるとしてお断り致します。また紛失ではなく盗難されていた場合、改印届の提出、つまり印鑑登録の再申請を行わなければ悪用される可能性もあり、非常に危険です。必ず印鑑登録の変更手続を行いましょう。
また上に紹介した手続は本人が運転免許証やパスポートを持参すれば即日完了します（地域によっては異なるので、手続を行う役所に確認されることを推奨します）。印鑑の作成も通常2,3日あれば出来ます。当店の場合ですと、お急ぎのお客様なら最短翌日にお渡しできる場合もあります。焦って三文判を印鑑登録すると防犯上好ましくはないので、印章店で相談の上納得できる実印を用意し、登録手続を行いましょう。