用途・目的からお求めの印鑑をお選びください。お客様のご希望の商品を紹介致します。どのような種類のはんこが必要なのかわからない方など選ぶ前にはんこについて詳しく知りたい方は、よくある質問をご参照頂くか、ご来店下さい。広島で数多くのはんこを手がけた熟練の技能士が、あらゆる疑問にお答え致します。
男性は実印なら15mm、銀行印は12mm、認印は10.5mmをお勧めしております。店によっては実印は18mmや21mmなどを推奨しますが、当店ではあまり大きな印章だと利便性に欠けるとの考えから、15mmを案内しております。もちろん、お客様のご要望次第でその他のサイズもご案内出来ますので、店頭でご確認下さい。
詳しくは男性向け個人印をご覧ください
女性は実印なら13.5mm、銀行印は12mm、認印は10.5mmをお勧めしております。店によってはより大きなサイズを推奨しますが、当店ではあまり大きな印章だと利便性に欠けるとの考えから、お勧めしておりません。もちろん、ご要望次第でその他のサイズもご案内出来ます。
また未婚の女性であれば、実印・銀行印は名前での作成をお勧めいたします。氏名で作成されますと、結婚して苗字が変わった後に登録しなおす手間が掛かるので、名前で作成される方が比較的多いです。
※印鑑登録が名前や苗字のみで出来るか、念のためお住まいの役所・金融機関で確認されることをお勧めします。
詳しくは女性向け個人印をご覧ください
法人では様々な印鑑を使用しますが、大きく分類すると実印(代表者印)、銀行印、角印があります。中でも実印と銀行印は欠損や紛失のリスクを考えて必ず用途に合わせて使い分けるようにしましょう。実印と銀行印を同一のハンコにし、さらに材料に柘を選んだ結果、数年後にすべて登録し直したなどと言う話は度々耳にします。
また実印・銀行印・角印には天丸と寸胴の2種類がございます。印影には関係ないのでお好みで構いませんが、実印は天丸タイプの方が格調高い印象を受けるので、当店ではそちらをお勧めしております。
詳しくは法人用印鑑をご覧ください
使っていないハンコの印面を削り、新たに彫刻しなおすことを改刻(かいこく)と呼びます。象牙や鯨(くじら)の牙など捨てるのが惜しい希少性の高い印材は、熟練の職人の手で再び蘇らせましょう。
また稀にお客様から、「人が使った印鑑を彫り直すと縁起が悪いですか?」と尋ねられるのですが、一切関係ございません。例えばご逝去されたご両親様の印鑑など、思い入れの詰まったものこそ、新たな名を彫刻し、再びお子様・お孫様にご愛用頂きたいです。
詳しくは改刻(彫り直し)をご覧ください
【人気】★★ 【お求め易さ】★★★★★ 【耐久性】★★
【総評】耐久性が低いため、個人の認印にお勧め
柘(つげ)とは、木の材料です。手頃な価格が魅力ですが、朱肉が染みやすく湿気にも弱いため、10年・20年と使われると印面の欠損やはんこ自体の変形が起こりえます。もちろん大切に使われればより長くご愛用頂けますが、牛角や象牙には劣るため、一生ものや贈り物、会社印など、印鑑の寿命を重視する用途ではお勧めしません。また改刻(彫り直し)は出来ませんので、代々お使い頂くのは難しいです。
木材独特の風合いがお好みの方や、長期間の使用を予定されていない方、どうしてもご予算を抑えたい方には最適な材料です。
その他の材料を知りたい方は、お悩みの方必見。印鑑の材質の選び方をご覧ください。
【人気】★★★ 【お求め易さ】★★★★ 【耐久性】★★★★★
【総評】手頃な価格で長く使える 個人・法人問わず実用的な材料
名前の通り、黒い水牛の角です。主成分は人間の爪と同じタンパク質。そのため爪と似た柔らかい・粘り強い性質をもち、落下などの衝撃や印面の摩耗に比較的強い材料です。またお求め易い価格も魅力で、コストパフォーマンスに優れた材料と言えます。
難点は、稀に変形、虫食いが起こること。ただしこちらは、印鑑ケースで保管すればさほど気にする必要はございません。また、黒水牛は黒ずんだ灰色の地を人工的に黒く染めているので、何十年と使われればどうしても色褪せが生じやすい材料です。その為ハンコの見た目も気にされるなら、牛角や象牙をお勧めします。
その他の材料を知りたい方は、お悩みの方必見。印鑑の材質の選び方をご覧ください。
【人気】★★★★ 【お求め易さ】★★★ 【耐久性】★★★★★
【総評】男性の実印・銀行印として人気 自然の風合いが美しい世界に一つのデザイン
白い水牛の角で、別名はオランダ水牛や白水牛。はんこ以外ではジャケットやコートのボタン、髪をとく櫛(くし)に使われます。黒水牛と同じく、落下などの衝撃・印面の摩耗に比較的強い性質を持ち、大切にされれば一生涯ご愛用頂けます。また牛角は染色をしていないため、茶色い模様はもちろん、模様のない箇所でも飴色から白色まで様々な色合いがあります。牛角白とはまた違う味わい深さを感じさせ、男性から特に人気がございます。
難点は黒水牛と同様、稀に起こる変形と虫食いですが、こちらも印鑑ケースで保管すればさほど気にする必要はございません。
その他の材料を知りたい方は、お悩みの方必見。印鑑の材質の選び方をご覧ください。
【人気】★★★★★ 【お求め易さ】★★ 【耐久性】★★★★★
【総評】末長くご愛用頂ける、上品で美しい材料 女性の実印・銀行印として人気
茶色の模様が一切ない、白い水牛の角です。透明度の高い飴色が特徴で、その気品溢れる美しさは象牙とは異なる趣を感じさせ、女性の実印・銀行印として人気です。ちなみに「白」とは白い材料ではなく、「茶色や黒の模様がない」ことを指します。その為同じ牛角白でも、店によっては全体が灰色がかっていたりと、美しさにムラがありますが、当店では1本1本厳選した材料を彫刻しますのでご安心下さい。
また黒水牛と同様に、主成分が人間の爪と同じたんぱく質で、落下などの衝撃に強いのも特徴のひとつ。最高級の耐久性を持つため一生使い続けることができます。
その他の材料を知りたい方は、お悩みの方必見。印鑑の材質の選び方をご覧ください。
【人気】★★★ 【お求め易さ】★ 【耐久性】★★★★
【総評】変形や虫食いの恐れがない最上級の耐久性を持つ材料 落下等の衝撃には弱い
使うほどに深い美しさを帯びる最高級の印材。朱肉のなじみに優れており、捺印のしやすさも最高の材質です。耐久性に関しては、変形・虫食いの恐れはなく、大切にされれば代々ご愛用頂けますが、落下などの衝撃には弱いため、不安な方には水牛の角をお勧めいたします。
芯に近い中心層から取られた象牙は極めて希少価値が高い最高級品と称されます。また産出地によってハード材・ソフト材と分類され、価格も変動します。しかしこれらのランクに呼び名の規定はなく、その為「最高級本象牙」と称して中級品を販売する業者も残念ながら存在します。象牙を検討中の方はぜひ、象牙の印鑑はなぜ高級品と呼ばれるのかをご覧ください。
また、その他の材料を知りたい方は、お悩みの方必見。印鑑の材質の選び方をご覧ください。
実印・銀行印にお勧めの書体は篆書体です。基本的に実印や銀行印は読める書体を選ぶ必要がないため、一見解りづらいこの篆書体が広く使われています。また篆書体でも枠を細く、文字を太くする細ワ中篆書、反対に枠を太く、文字を細くする中ワ細篆書があります。お好みで選ばれれば宜しいですが、細ワ中篆書の方が多い印象です。
この篆書体は、代表的な例でいえばお札に押されているハンコです。その他志賀島で出土された金印「漢委奴国王」も篆書体で作られています。
また、その他の書体を知りたい方は、印鑑の書体の選び方にお困りの方へをご覧ください。
認印にお勧めの書体は行書体・古印体・隷書体です。数ある書体の中でも比較的読みやすく、かつ手書きの風合いを楽しめるこれらの書体がお勧めです。もしくは、日常的によく使われる楷書体でもよろしいかと思います。
なお、印刷物などでよく使われる明朝体やゴシック体は、印鑑では使われません。ハンコは書道・篆刻(てんこく)などの芸の側面も持つため、一般的にはそれらで用いられる書体を使用します。
また、その他の書体を知りたい方は、印鑑の書体の選び方にお困りの方へをご覧ください。
会社用の印鑑では、個人の実印・銀行印と同様の篆書体のほか、古印体・隷書体が使われます。特に篆書体は、国などの公的機関はもちろん、宮内庁の印でも多く使われており、由緒正しい、格式高い印象を与えます。
また実印(代表者印)の文字のレイアウトとしては二重枠が一般的です。外枠には会社名や法人名が、内枠には代表取締役印や代表者印、代表理事之印などの文字が入ります。こちらはお作りする会社の種類によって変わりますのでご注意下さい。
詳しくは法人用印鑑をご覧ください